2022年も盛り上がるであろう百花繚乱の女子ゴルフ界。
去年は稲見プロが賞金女王となりましたが通算勝利数は10勝で永久シードまでにはまだ時間がかかりそう…
ただでさえ次から次へと有望株が湧いてくる中で、勝利数を積み重ねるのは至難の業といえそうです。
まあ、観ている方は不動裕理1強時代よりは今の方が面白いと言えばそうなんですが…
そこで改めて過去の永久シード獲得選手と今後該当しそうな女子プロを予想してみました!
そもそも永久シードとは?該当基準は?
永久シードを獲得するとどんなメリットがあるのか?調べてみました。
簡単に言えば…
シード争いを気にすることなく、ツアーに永久的に出場できる保障を得られる!
これにつきます。
シード争いの悲喜こもごもを見るのも、毎年楽しみではあるのですが選手にとっては1年でも多くのシードを確保したいもの。
それが永久に得られるのであればプレッシャーから解放されて伸び伸びプレーができるんでしょうね…
で、気になる獲得の条件ですが、通算30勝以上が女子の基準。
(ちなみに男子は25勝以上)
JLPGAツアーでの勝利が条件なので海外ツアーでの優勝回数はカウントされません。
これはかなり高いハードルですよね…それだけの価値があるということの裏返しでもあるのでしょうが…
1年3勝✖10年=30勝
1年2勝✖15年=30勝
1年1勝✖30年=30勝
いやあ、厳しい…10年最前線でいるのも女子の場合は難しいので、何年かは1年で5勝以上の固め打ちをしないと達成でき無さそうです。
では、実際にシードを獲得したレジェンド達を見ていきましょう。
永久シード獲得選手は6名
※LPGA50周年 永久シード6人の座談会(スカイA)より
大迫 たつ子(おおさこ たつこ)国内45勝 賞金女王3回
大迫半端ないって‼️ #大迫たつ子 #ゴルフ殿堂入り #こっちかよ #プロゴルファー pic.twitter.com/RlhmJGL2wF
— Mar's Words (@MayGodBlessYou_) July 5, 2018
- 1975年2勝(23歳)
- 1977年4勝(賞金女王)
- 1978年4勝
- 1979年3勝
- 1980年3勝(賞金女王)
- 1981年2勝
- 1982年2勝
- 1983年4勝
- 1984年4勝
- 1985年5勝
- 1986年3勝
- 1987年4勝(賞金女王)
- 1988年4勝
- 1991年1勝(39歳)
12年連続複数回優勝をしているのはすごいですね…
85年は5勝の固め打ち。39歳が最後の優勝でした。
岡本 綾子(おかもと あやこ)国内44勝 海外18勝 賞金女王1回
本日はスーパーファミコン『岡本綾子とマッチプレイゴルフ』が発売されて25周年です。おめでとうございます! pic.twitter.com/mrELjoPrTS
— ゲーム探偵団 (@game_tanteidan) December 21, 2019
- 1975年1勝(24歳)
- 1976年1勝
- 1977年4勝
- 1978年1勝
- 1979年2勝
- 1980年3勝
- 1981年8勝(賞金女王)
- 1982年4勝
- 1983年1勝
- 1984年1勝
- 1986年1勝
- 1987年1勝
- 1989年2勝
- 1990年1勝
- 1991年3勝
- 1992年2勝
- 1993年2勝
- 1994年3勝
- 1996年1勝
- 1997年1勝
- 1999年1勝(48歳)
やはり48歳優勝が光ります!20年以上の息の長い活躍はさすが!
国内外通算62勝はすごいの一言…
ト 阿玉(ト アギョク)国内58勝 賞金女王7回
一時代を築いた元女王 還暦を過ぎたト阿玉のいま https://t.co/9qaM7sK73B #GDO #ゴルフ pic.twitter.com/pW7WmLMBuZ
— GDOニュース (@GDO_news) March 24, 2017
左がトプロです。
- 1982年9勝(28歳 賞金女王)
- 1983年9勝(賞金女王)
- 1984年7勝(賞金女王)
- 1985年7勝(賞金女王)
- 1986年9勝(賞金女王)
- 1987年1勝
- 1988年2勝
- 1989年5勝(賞金女王)
- 1990年1勝
- 1991年2勝(賞金女王)
- 1992年3勝
- 1993年1勝
- 2002年1勝 (47歳)
2002年の47歳での優勝が光ります!
私は当時大学生でしたが、我慢比べの大会だったのを覚えています。
我慢比べの展開に勝ったのはベテランのト阿玉 https://t.co/1TeMoAfgly #ト阿玉 #久保樹乃 #大山志保 #福嶋晃子 @GDO_newsより
— 女子ゴルファー大図鑑 管理人 (@go_go_joshigolf) January 6, 2022
台湾出身の彼女、28歳からの5年連続賞金女王(9勝⇒9勝⇒7勝⇒7勝⇒9勝)はえげつないですね!
4年で30勝以上挙げて永久シード獲得だから半端ないっす。
樋口 久子(ひぐち ひさこ)国内69勝 海外3勝 賞金女王11回
『心に響く偉大なるゴルファーの名言⑦』
長年良い成績を残してきた選手が共通して言っているのは
「あまり考え過ぎないで練習をして、あとは無駄な知識を排除してシンプルにできるか」という事。樋口久子 pic.twitter.com/G3oO0FHwVM
— KURYU® (@kuryu_official) November 26, 2021
- 1968年2勝(23歳 賞金女王)
- 1969年2勝(賞金女王)
- 1970年3勝(賞金女王)
- 1971年4勝(賞金女王)
- 1972年5勝(賞金女王)
- 1973年7勝(賞金女王)
- 1974年8勝(賞金女王)
- 1975年1勝(賞金女王)
- 1976年5勝(賞金女王)
- 1977年3勝
- 1978年3勝(賞金女王)
- 1979年5勝(賞金女王)
- 1980年3勝
- 1981年3勝
- 1982年2勝
- 1983年5勝
- 1984年2勝
- 1985年1勝
- 1986年1勝
- 1987年1勝
- 1990年2勝(45歳)
国内外通算72勝!文字通りのレジェンド!解説も聞きやすくて心地よいです。
40代でも勝利を積み重ねたのはさすがです!
不動 裕理(ふどう ゆうり)国内50勝 賞金女王6回
「ため息つかれないように」現役レジェンド不動裕理が3年ぶり地元大会 https://t.co/Ltza8P3alp #GDO #ゴルフ pic.twitter.com/pMCFH11PFm
— GDOニュース (@GDO_news) April 13, 2017
- 1999年1勝(23歳)
- 2000年6勝(賞金女王)
- 2001年4勝(賞金女王)
- 2002年4勝(賞金女王)
- 2003年10勝(賞金女王)
- 2004年7勝(賞金女王)
- 2005年6勝(賞金女王)
- 2006年2勝
- 2007年2勝
- 2008年4勝
- 2010年2勝
- 2011年2勝(35歳)
年間10勝は不滅の大記録!27歳285日での永久シード獲得は最年少記録です!
初勝利は23歳だったんですね。昨今の女子プロを見ると遅い印象…
2011年以降は優勝から遠ざかっていますが、もう一度優勝争いが見たいなあ…
森口 祐子(もりぐち ゆうこ)国内41勝 賞金女王0回
いよいよ最終日!
野村敏京選手は腰の怪我から復帰2戦目での復活優勝へ!
首位はネリー・コルダ選手!今大会、姉妹優勝の偉業へ!
スーパールーキー、イ・ジョウン6選手も初優勝へ虎視眈眈!
さぁ11時からWOWOWで5時間の生放送!
解説の森口祐子プロと張り切っていきますよ〜^ ^#ゴルフ #WOWOW pic.twitter.com/y9VoyoHCTr
— 髙橋大輔 (@daisuke_1118) February 17, 2019
調べていて気付いたけど、森口プロは賞金女王になったことが無いんだね…
時代が悪かったのかな…
- 1978年4勝(23歳)
- 1979年2勝
- 1980年3勝
- 1981年6勝
- 1982年4勝
- 1983年4勝
- 1985年5勝
- 1987年2勝
- 1989年2勝
- 1990年2勝
- 1991年3勝
- 1992年1勝
- 1993年1勝
- 1994年2勝(39歳)
コンスタントに勝利を積み重ねて41勝。
1981年は岡本綾子の壁に泣いて賞金女王ならず…
今後永久シードを獲得しそうな選手達(2024年3月更新)
不動裕理が達成して以降、なかなか獲得者は現れませんが見込まれそうな選手たちを調べてみました。
- アン ソンジュ(28勝)
- 申ジエ(28勝)
2023年ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント優勝!残り3勝!また一歩近づきました!
優勝後のインタビューでも永久シードの件に触れていましたね!ダイキンオーキッドL⛳
23年度開幕戦🌺
申ジエ選手27勝目(通算63勝)
優勝おめでとう㊗️🎉🎊👏強い申ジエが戻ってきた!隙を見せない勝利‼️初戦はベテラン勢が上位を締める頑張り👏👏
観客数入場制限もなくなり沖縄の指笛が鳴り響く応援も良かった🥳📣#女子ゴルフ#ダイキンオーキッド#ゴルフ pic.twitter.com/3ASGWb6kPm
— Ooji3🐭 (@50er20220608) March 5, 2023
2023年6月にアース・モンダミンカップでプレーオフを制し優勝!28勝目!あと2勝!
- 全 美貞(25勝)
- 李 知姫(23勝)
- 横峯 さくら(23勝)
- イ ボミ(21勝)
- 鈴木愛(20勝)
- 大山 志保(18勝)
- 上田 桃子(16勝)←これとは別に2011年ミズノクラシック優勝ありも、この大会はUSLPGA資格での出場になるので国内優勝回数にはカウントされず。
- 有村 智恵(14勝)
- 成田 美寿々(13勝)
- 稲見 萌寧(13勝)
- 山下 美夢有(11勝)
- 小祝 さくら(11勝)
- 古江 彩佳(8勝)
- 勝 みなみ(7勝)
- 渋野 日向子(6勝)
個人的には赤字の選手たちが達成可能と予想!
渋野や古江、勝あたりは海外に主軸を置いてしまうと厳しくなるかなあ…
海外での勝利がカウントされれば達成するかもしれないけど…国内の永久シードの話だからさすがにね…
勢い的には山下プロが20代で達成してしまうかもなあ…